〜Web Column 22.10.18〜

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◆ハバネロスープ◆
  石川ひぬま農場では、自然由来の殺虫剤を作る原料として『ハバネロ』の栽培を始めました。
今期のハバネロは順調に成長し、立派なオレンジ色の実をつけました。こちらが今年完熟したハ
バネロの→写真です。←Click!
  ハバネロと聞くと一般的に赤いというイメージがあると思いますが、当農場で栽培している品
種は完熟すると鮮やかなオレンジ色になります。栽培ログはこちらを参照してください。

  収穫したハバネロの辛さを確かめるべく、輪切りにした断面を舐めてみました。それは辛いと
いう領域を超え、痛みの感覚でしかありませんでした。でもせっかくなのでどうにかしておいし
く食べてみようと思いました。殺虫剤の原料を食べるって…と、思ったそこのあなた、ハバネロ
はれっきとした食べ物です。しかも無農薬で栽培しました。当農場一押しのエヒメAI-2も土壌活
性剤として使用しました。きっとハバネロ自体の辛さに含まれる旨みは多くなっているはず。
  とは言っても激辛料理を作るわけではありません。夕方から少し冷やかになってきたこの季節
にぴったりの料理にしたいと思います。そこでハバネロを使ったスープの作り方を紹介したと思
います。

  まず材料は、ハバネロ、セロリ、豚肉、豆腐、固形コンソメ、ごま油、塩、コショウを用意し
ます。下ごしらえとしてセロリと豚肉を食べやすい大きさに切っておきます。セロリはなるべく
葉っぱごと刻んで、葉っぱの部分も残らず使ってください。あとはお好みでニンジンなどの野菜
をいれてもおいしくなります。量は大体で構いません。食べたい分だけ作ってください。なので
あえて分量は指定しません。でもハバネロは多くても半分以上の使用は避けて下さい。せっか
くの料理が食べられなくなる危険性があります。

  次に鍋にごま油(オリーブオイルでも可。)をひき、セロリ→豚肉の順で炒めていきます。ある
程度火が通ったなと思ったら、お湯を入れて下さい。同時に固形コンソメを入れてしまってかま
いません。そしてある程度沸騰してきたところで輪切りにしたハバネロを投入します。
  [!]ここが一番のポイントです。ハバネロを投入したらそのまま放置せず、2〜3分したら
ハバネロを鍋から取り除いて下さい。こうすることによって無駄に辛くなってしまうことを防げ
ます。繰り返しになりますがハバネロは多くても半分以上は使用しないで下さい。

  しばらくして灰汁が出てきたら取り除いて下さい。その後、豆腐を食べやすい大きさに切って
投入して下さい。豆腐はなるべく水分の少ないものを使用して下さい。最後に塩コショウで味を
整えて完成です。食べる直前にごま油を少し足すと更においしくなります。
  さて、実際に作って食べてみた感想ですが、辛いです。でも唐辛子の辛さではなくどっちかと
いうとワサビとかに近い感じの辛さです。つんとするわけではないですが、なんとも爽やかな辛
さです。豚肉の臭みを見事に消してセロリの風味を引き立ててくれます。結果とても美味しく頂
けました。是非、ハバネロが手に入ったときは作ってみて下さい。

最後に木になっているハバネロの写真を載せたいと思います。熟した実、青い実、半熟の実が確
認できると思います。ハバネロ殺虫剤についてはまた別の記事に書きたいと思います。

                               記:石川ひぬま試験場